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Marlena Shaw with Super Friends at Biliboard Live

Marlena Shawの1975年の名盤「Who is this bitch, anyway?」を一体何回聞いたことでしょう。

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1曲も駄曲がない、何回聴いても飽きません。
マリーナ・ショウの歌唱力、楽曲、レコーディングに参加したミュージシャンたち、それら全てが最上級なのです!
今回のビルボードでのライブは、なんと1974年12月にLAで行われたレコーディングに集ったメンバー、ハーヴィー・メイソン、デビッド・T・ウォーカー、チャック・レイニー(今回はメープルのプレシジョンベース)、そしてラリー・ナッシュというスーパーバンドと共にアルバム「Who is this bitch, anyway?」を全曲演奏するといった特別なライブでした。

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マリーナ・ショウは1942年生まれといいますから御歳66~7歳?
アルバムのジャケットのイメージとは幾分違って、ちょっとお肉が付いて、年代相応のおばさま風になっていましたが、グレーのテーラードジャケットのカチッとしたパンツスーツにゴールドのレーシーなインナーをお召しになって、とても素敵でした!
おみ足が悪いとのことで、ステージに上がるまでステッキをついていらっしゃいましたが、ステージに立つなりステッキを離し、しゃんと立って歌い出しました。
たまにハイチェアーに座ることはありましたが、ステージ中はほとんどを立ったまま歌われました。

アルバムの全曲(ストリングスのみによる「A Prelude for Rose Marie」以外)を演奏してくれましたが、ライブならではの掛け合いや「Street Walking Woman」の有名なバーでの会話をハーヴィーとマリーナが再現するなど、バラエティ溢れる内容で、私はもう最高の気分でした!
満席の会場も沸きに沸き、皆さん、私と同じ気持ちで聴いていたはずです。

それにしても34年目のアルバムをネタに未だにお客様に喜んでもらえるライブができる!
なんて素晴らしいことなのでしょう!
私も全く同じライブをもう一度聴きたいです。
また同じメンバーで来ないかな・・・
by harukokawaguchi | 2009-08-02 00:39 | 音楽


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